審査の形式について
こんにちは、吹奏楽カラオケ大会【Second Face】の代表、GOです^^
今回のこちらのブログでは、
吹奏楽カラオケ大会の「審査の形式」について、改めて解説をいたします!
吹奏楽カラオケ大会の審査方法についても、ちゃんとエントリー詳細ページに書かれているんだニャ!
※エントリー詳細ページ
https://second-face.jp/2025-suisogaku-karaoke-taikai/
Youtubeライブでの公開審査であることと、スコア制であることが、特徴だワン。
音楽にスコアを付けるなんて…至難の業なんだニャ。
第一回目の審査では、審査員を務めた代表GOが熱を出したワン。
ニャ、にゃんと…
音楽への想い、練習への姿勢、楽器へのこだわり、表現の考察…審査をする側は、あらゆることを音楽から感じ取らないといけないワン。
音楽の知識や経験だけじゃなく、審査する人の人生経験まで問われる感じがするニャ…
今回のこちらのブログでは、吹奏楽カラオケ大会の「審査の方法」について、より詳しく解説をさせて頂ければと思います^^
まず、吹奏楽カラオケ大会の詳細ページでは、以下のように解説をさせて頂いております。
吹奏楽カラオケ大会、審査について
審査につきましては、Youtubeライブでの公開審査を行います。
審査をさせて頂きます際には、
■音程
■リズム
■表現
この3つを、それぞれ「S、A、B、C」のスコアで審査をさせていただき、その合計点で判断を行います。
スコアを付けるというのは、吹奏楽コンクールと似ているんだニャ。
問題は、何に対してスコアを付けるか…という部分なんだワン
楽譜に沿って正しく演奏する…という事なら、確かにピッチとリズム、楽譜の表記に対してスコアを付けるのが良いと思うんだニャ。
それが最も客観性があると思うワン。
ただ問題は・・・「カラオケ」という部分なんだワン。
二゛ャ…
そういえば前回のブログでも、吹奏楽カラオケ大会ならではの特徴があったニャ…
「出だしをしっかり揃えないと大変なコトに…」という話だったワン
あれは目からウロコだったんだニャ。
ピッチ、リズム、表現に対してスコアを付ける…という審査について、
なにか「吹奏楽カラオケならではの特徴がある」って事かニャ?
そうなんだワン。
吹奏楽カラオケ大会では主に、現代のポップスを中心に課題曲を取り上げているのだけれど、ポップスは本来「人の声」で歌うことを考えて作られているんだワン。
そりゃそうだニャ。
吹奏楽用にポップスをアレンジした楽譜もあるけど、それは「大編成で演奏すること」を想定しているワン。
つ、つまり?
自分たちでメロディだけを吹く…というカラオケのスタイルは、今までの吹奏楽の世界にはなかった分野と言えるんだワン。
具体的には、ピッチやリズムはもちろん、ブレスの位置、強弱、音の切り方など、本来は人の声で歌うための曲を、楽器でどう対応するか…?が審査にも関係してくるんだワン。
改めて考えると、そういう事だニャ…。
練習量はもちろん、自分の楽器の特性も良く知っておく必要がありそうだにゃ。
その通りだワン!
あえてピッチ、リズム、表現という3つに絞ったのは、絞ることで逆に演奏者お一人お一人の練習量や熱意など、深い部分にもアクセスできると考えた結果なんだワン。
なるほど・・・それでも代表GOは熱を出したんだニャ。
基準を明確にしていなかったら、倒れてると思うワン…
吹奏楽カラオケ大会【Second Face】代表GOの解説
吹奏楽カラオケ大会の審査で、最も重要なのは、
■部員数が一人でも、本気で優勝を目指して頑張れる大会である事
です。
もちろん、部員数が3名、5名といったように、通常の編成が組めない状態でも、
みんなで一緒に参加できて、優勝も目指せる大会であることも、大切に考えています。
そのため、審査については、大編成の場合に重要となる「ハーモニーのバランス」や、「曲に対する解釈」などなど、合奏であることの美しさよりも、
個人、あるいは超小編成ならでは美しさに、よりフォーカスしたいと考え、
ピッチ
リズム
表現
この3つに絞って、審査をさせて頂く形で進めさせていただいております。
スコアについての解説
スコアについては、S・A・B・Cの4つとなっているニャ。
Sランクが含まれている点が、吹奏楽コンクールと違う部分だワン。
加算方式になっている点や、各スコアにプラスやマイナスが付くのも、コンクールと違うんじゃないかニャ?
そうなんだワン。
次は、この「スコア」について解説をするんだワン。
各スコアの得点は以下のようになります
S…10点
A…7点
B…4点
C…1点
-(マイナス)が付いた場合は-1点
例)「A-」…6点
+(プラス)が付いた場合は+1点
例)「S+」…11点
スコア計算の例
音程:B+…5点
リズム:A…7点
表現:A-…6点
合計:18点
計算方法は何となく分かったけど…一言、言いたいことがあるニャ。
なんでも質問して欲しいんだワン!
いつも思うけど、これ、基準があるのかニャ?
おお・・・!ズバリ大事なところを突いてくるんだワン!
個人の印象や好みで変わるんじゃないかと感じるニャ。
第一回目の吹奏楽カラオケ大会の審査で、代表GOが熱を出した原因は、実はそこなんだワン。
AランクとA+ランクの違いとか、どう説明するんだニャ?
全くその通りだワン。
音楽にスコアを付けるという行為は、どこまで行っても個人の印象や好みとの関係を切る事ができないんだワン。
そこを認めている点は良いことだと思うんだニャ。
でも現実的に、どうするんだニャ?
ここでも重要なのは、「吹奏楽カラオケ大会の主旨」なんだワン。
【吹奏楽カラオケ大会の主旨】
■部員数が一人のブラスバンド部でも、本気で優勝を目指して頑張れる大会であること
■通常の編成では一緒に大会に出られない、3名や5名といったブラスバンド部でも、一緒に優勝を目指して頑張れる大会であること
この、吹奏楽カラオケ大会の主旨には賛同するニャ。
・・・で、審査とどういう関係があるんだニャ?
第二回の吹奏楽カラオケ大会から、審査は「Youtubeライブでの公開審査」となったワン。
そうだったニャ!
Youtubeライブでの公開審査で、いい加減な審査をしたら炎上するかもしれないワン。
た、確かに…!!
審査のスコアに明確な基準を作ることができない以上、オーディエンスがいる前での公開審査にするのが、もっとも公平性を担保できるのでは…と考えた結果だワン。
し、審査するのがちょっと怖いんだニャ…
もちろん、カンペキとは考えていないワン。
あくまで現状では「いい加減なことをしたらみんなからツッコまれる」という状況にするのが良いのではと考えている…って事だワン。
その怖さもあるから、今のところ審査は、吹奏楽カラオケ大会の代表GOが行っているんだワン。
そこまで腹を決めて審査をしているなら、明確な基準がないモヤモヤ感も、少しマシになるかもしれないニャ。
大切なのは、音楽にスコアを付けることなんて本来はできない、という謙虚さを忘れないことだと思うんだワン。
代表GOからのまとめコメント
高校時代、ブラスバンド部にてパーカッションを担当していました。
夏のコンクールにも、出場をしました。
その時に大きな疑問だったのが、「金とダメ金」の違いです。
全国大会のCDも多く聴きましたが、どの学校の演奏も素晴らしく、「こんなの、どうやって優勝を決めるんだろう…」と思ったのです。
高校を卒業して20年以上が経った今も、その答は出ていません。
ただ、歳を重ねるにしたがって少しわかってきたこともあります。
それは、
■項目を明確にすることで、みんなにも分かりやすい審査になるのではないか、ということ
■どのような主旨の大会なのか?という点が重要であること
■審査員自身が、常に自分自身の研鑽を続けていること
■謙虚さを失わないこと
■公開審査を行う方が公平性が保てそうであること
これらの点です。
今後も改善を重ねていきたいと思う部分でもありますので、
吹奏楽カラオケ大会の開催を重ねるたびに、変更点などあるかもしれませんが、
どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、今回のブログはここまでとさせていただければと思います。
また、次のブログでお会いいたしましょう!
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