春よ、来い(松任谷由実さん) – 楽器講師で集まってリモート演奏【公開後レポート】
今回、ご参加くださった楽器講師の方のご紹介
★ピアノ1st(上段中央) 佐藤 知子 先生
★ピアノ2nd(中段左) 小寺 智絵 先生
★ピアノ3rd(下段中央) 白石 弥生 先生
★バイオリン 織戸 香帆 先生
★フルート 左川 佑璃 先生
★クラリネット 星野 悦子 先生
大手楽器メーカークラリネット講師
★チューバ 岡田 淳 先生
★ドラム 楽器講師で集まってリモート演奏 代表GO
公開後レポート By 楽器講師で集まってリモート演奏 代表GO
こんにちは。
楽器講師で集まってリモート演奏の代表、GOです^^
楽器講師で集まってリモート演奏、第二弾。
「春よ、来い」を公開させていただきました!
いやぁ・・・今回のリモート演奏は、鳥肌をまき散らしながら、先生方の音を重ねる作業を進めさせていただきました(笑)
今回のリモート演奏をご覧いただきました方の中には、
と、お感じになられた方もいらっしゃるのではないかと思います。
それくらい、先生方の演奏それぞれが、すごく良い感じに噛み合っています。
ですが!
前回の「炎」に引き続き!
今回もNOプランでした!!(爆)
いやホント、「あんた何か指示を出したらんかい!」とつっこまれそうですが、
ピアノの連弾の楽譜をご用意させていただき、あとは、
先生方!良い感じにお願いします!!
という(爆)
前回からまるで成長していないワタクシなのであります。
ピアノ連弾の楽譜を、ピアノ講師3人で分けていただきました!
今回、ピアノパートは、3名のピアノ講師の方にご協力をいただきました。
3名で連弾の楽譜を演奏する、という事で、
1stが二人の方が良いかなぁ…それとも2ndが二人かなぁ…?
などなど、考えていたのですが。
ピアノ講師3名で打ち合わせをしてくださり、連弾の楽譜を、
1st、2nd、3rdの3人で分けてくださったのです。
一体どうやったのでしょうか!?サッパリ分かりません!(笑)
ピアノの先生方から、録音していただいた動画を送っていただいた際、
「ん?なんか楽譜と違うような…まぁ、キレイからいっか!」
と、さほど気にしていなかったのですが(爆)
ピアノ講師3名の音が揃ったら、連弾の楽譜よりも音が増えていて、より華やかなサウンドに!!
よく分からない!すごい!
ピアノの先生、やっぱり普通にすごいです。
ちなみにですが、「春よ、来い」はピアノのアルペジオが特徴的な楽曲です。
簡単に言えば、ムズカシイんです。
しかもこの連弾の楽譜は、原曲よりも難易度が上げられたアレンジになっています。
ぼくもピアノを弾きますが、これが弾けるようになるには、普通に数ヶ月かかります。
それを、ほんの1~2週間で仕上げて、録音してくださいました。
もう、鳥肌まき散らしです。
桜の花びらが舞い散る、旋律パートの先生方
主にメロディーを担当する高音楽器を「花形」と呼んだりします。
今回のリモート演奏で言えば、ヴァイオリンの織戸先生と、フルートの左川先生、クラリネットの星野先生の3人は、「花形」になります。
他にも、トランペットやアルトサックスも、花形と呼ばれますね。
では、花形楽器が花形と呼ばれるために、最も重要な事は何か?というと、
それはやっぱり「表現力」ではないでしょうか?
今回の「春よ、来い」で言えば、
「いや、それ、枯れてしまうで・・・」という表現だと、問題なワケです(笑)
そんな表現力が、花形楽器には求められると思います。
そこは、経験豊かな楽器講師の方々ですので、全く気にしていなかったのですが、
「いやぁ、そんな事できますか」と感じたのが、絶妙な役割分担です。
どこかで打ち合わせをしていただいたのでしょうか・・・ぼくは知りません・・・(爆)
ヴァイオリンの織戸先生は、主に旋律を担当してくださっており、
満開の桜をイメージさせる華やかなサウンドが、もう本当に最高な訳ですが、
2コーラス目Aメロのピチカートが、個人的に悶絶です(笑)
ピアノの連弾の楽譜をチェックしていただいた段階で、
「ここ、ピチカートで入ってもよさそうですね」といった主旨のメッセージを頂いていたのですが、
楽譜を見た時点でそれが分かるというのが、衝撃でした…。
クラリネットの星野先生は、今回も、ほんと、駆け回ってくださっている!というか・・・
時に旋律、時にハモリ、最後のサビリピート部分でのオブリガード。「それが欲しかった!」という音を全て網羅してくださっています。
完成された音源を聴いた後に「じゃ、ここを私がやりますね」という事ではないんですよね。途中の段階で撮ってくださっていて、このハマりようです。
どうやったらこんな事ができるんでしょうか(笑)
特に最後の「春よ来い、早く来い」の部分。ここ、楽譜ないんですよ…。
フルートの左川先生は、もう、ほんと、桜吹雪です(爆)
旋律をオクターブ上でなぞってくださっていたり、ピアノのアルペジオに音を重ねてくださっていたり、目を閉じたら桜吹雪が…という。
サビでは、楽譜にも原曲にも全く入っていないオブリガードを、ものすごく良い感じで入れてくださっています。
ビックリしたのが、最後のサビのオブリガード!「童謡 さくら さくら」のフレーズをアレンジして入れてくださっているんです。
どうやったらこんなフレーズを思いつくのでしょうか…センスの塊です…。
リズム隊は、いつも通り(笑)
「楽譜ないけど、いけますか?」
「あ、はい。大丈夫です。」
これがリズム隊の日常会話です(笑)
チューバの岡田淳先生は、ぼくの弟なのですが、まぁ今回も、
楽譜がない中で、良い感じに仕上げてくれました。
J-POPを、この小編成でアレンジするのは、実はチューバにとってムズカシイ作業だったと思います。
クラシックの、大編成での演奏なら、もうちょっと気持ちがラクかもしれませんが(笑)
それでも良い感じ仕上げてくれました。
そしてぼく、ドラムですが、こちらの「春よ、来い」。
あまりに名曲過ぎて、原曲の楽譜が見つかりませんでした。
なので、なんとなく雰囲気で演奏しました(爆)
何となくやったんかーーい!!
今回のリモート演奏のまとめ
結論。
そう考えないと意味不明なくらい、
今回のリモート演奏では、楽器講師の皆さまの音が、ものすごく良い感じに噛み合っていました。
楽器講師で集まってリモート演奏の最大の目的は、
生徒さんに、元気と楽しみをお届けする事です。
それに加えて今回は、まだ完全には収まっていないコロナ禍の中で、
ご卒業であったり、新たな人生の門出を迎える方々に、
元気と勇気、想いを届けられたら、とてもうれしく思います。
日常が戻るまでには、まだもう少し時間がかかるような印象ですが、
今回のリモート演奏が、生徒さんや、聞いてくだった方々の、
元気や楽しみにつながることを、願っています。
動画をご覧いただきました楽器講師の方で、
「自分も参加してみたい!」という方がおられましたら、
ぜひ、一緒に演奏しましょう^^
それでは、また「楽器講師で集まってリモート 第三弾」にて、お会いいたしましょう!