炎(Lisaさん) – 楽器講師で集まってリモート演奏【公開後レポート】

公開後レポート

炎(Lisaさん) – 楽器講師で集まってリモート演奏【公開後レポート】

今回、ご参加くださった楽器講師の方のご紹介

★ピアノ1st(左上) 白石 弥生 先生

 

★ピアノ2nd(右上) 小寺 智絵 先生

 

★バイオリン 織戸 香帆 先生

 

★フルート 左川 佑璃 先生

 

★クラリネット 星野 悦子 先生

大手楽器メーカークラリネット講師

 

★テナーサックス 鈴木 達也 先生

 

★チューバ 岡田 淳 先生

 

★ドラム 楽器講師で集まってリモート演奏 代表GO

 

公開後レポート By 楽器講師で集まってリモート演奏 代表GO

こんにちは。

楽器講師で集まってリモート演奏の代表、GOです^^

 

いやぁ…ついに公開させて頂くことができました。

もう本当、初めてとなる今回のこの企画、ドキドキと感激の繰り返し。

 

まず何に一番ドキドキしたかと言いますと、

代表GO
 

パート分け

・・・です。

 

「華やかな私こそ1stにふさわしい!!」

「2ndこそ、センスが問われるんだ!」

「3rdは、本当にうまい人じゃないとできない」

などなど、上手くパート分けができなかったらどないしょうかな・・・

と、ちょっとドキドキしました。

 

・・・んが、しかし。

そんなご不安、どこへやら。

ご協力くださった楽器講師の皆さま方の素敵なお人柄と言ったら、もう感激でした。

 

出るべき場面では出る。引くべき場面では引く、支える場面では支える。

お一人、またお一人と録画データが届くたび、皆さまあまりの神対応に驚愕のワタクシ。

すごかった・・・。

 

楽器編成は、NOプラン

今回、楽器講師で集まってリモート演奏の第一弾を進めるにあたって、

いくつかの音楽的な課題もありました。

 

まず最初の課題は、

どういう編成になるのか、集まってみないと分からない

という・・・。

普通のアンサンブルではあまり起こらない、リモート演奏ならではの課題(笑)

 

軽音楽のバンドをするにしても、最初から頭に、

「ボーカルと、ギターと、ベースと・・・キーボードもいたら音に厚みが出るよなぁ」

などなど、考えます。

吹奏楽やオーケストラでも、「まぁ、こんな感じだろう」という編成は、ある程度まで決まっています。

三重奏、五重奏などなどの小規模アンサンブルも、何となくの「編成の型」みたいなのがありますよね。

それが今回は、「わからない」という所からスタート。

またも、ドキドキだったのです。

 

結果は、ものすごくバランスの良い編成となりました。

ピアノがお二人。そこへ、高音楽器のバイオリンとフルート、クラリネット。

中音のサックス。低音のチューバと、ドラム。

 

フルートの左川先生が、「必要ならピッコロも吹けますよ」と申し出てくださったり、

サックスの鈴木先生が、この編成でやや中音域が心もとない事から、

ぼくからは何も言っていないのですが、テナーサックスでの録音をしてくださるなど。

 

まぁ、本当、皆さま音楽的「神対応」の連続でして、すごかったです。感激ですよ、ほんと。

 

楽譜も、NOプラン

その次の課題は、これも音楽的な課題です。

そもそも、今回のような編成を想定した楽譜が、売っていないという事です(笑)

 

いかに超ヒット曲の炎とは言え、今回のような編成での楽譜は、

まぁ、仮に作ったとしても、採算が取れないでしょう(爆)

 

ご参加いただける楽器講師の方にお集まりいただけて、ホッとしたのも束の間で、

代表GO

「楽譜、どうすんねーーん」

という。

 

そうしましたところ、クラリネットの星野先生が、「ピアノ連弾の楽譜がありますよ」と。

たまたま今回はピアノ講師がお二人。

 

ぼくとしては、今回の編成上の課題として、中音域がやや心もとない事から、

伴奏用のピアノ譜を二人がかりで演奏して、中音域に厚みを…などなども考えていたりしたのですが、

「連弾の楽譜が良い!見た目が華やかだから!」

という。

さっきまで音楽的にどうこうとか言っていた人とは思えない理由で決定(爆)

 

というのは冗談で・・・

結局、リモート演奏とは言え、

ある程度はDAW(作曲編曲ソフト)を使って、音量や左右のパン振り、イコライザーやエフェクトなどの調整ができます。

「中音が心もとないなら、音量調整やイコライザーで中音を上げたらよろしいがな」

ということで、音の数と華やかさで勝るピアノ連弾の楽譜でGOサイン。

 

いやぁ…趣味とは言え、中学生からパソコンで作曲をしてきて良かったです(笑)

何がどこで、どう役に立つかワカランもんですねぇ。

 

アレンジも、NOプラン

いや、ほんと、どんだけNOプラン。

 

ピアノ講師のお二人は、連弾の楽譜でいこう!となりましたが、

ピアノ以外の楽器は?というところで、またもドキドキ。

 

ドラムは、まぁ良いんです。

楽譜のない現場も、普通にありますから(笑)

慣れています。(今回はたまたま、ほぼ完コピのドラム譜が見つかったので買いました。買ったんかーい。)

 

課題は、管弦楽器の先生方の楽譜アレンジです。

・・・が、ここでも、また大感激。

 

バイオリンの織戸先生は、1コーラス目と2コーラス目でオクターブの変化を付けてくださるなど、華を添える場面を全てカンペキに網羅…。今回のこのリモート演奏、織戸先生の音なしではここまでのレベルに絶対になっていません。

クラリネットの星野先生も、主旋律とハモり、オブリガードなど、中音と高音の両方がバランスよく出せる楽器の特徴を活かして、「足りないところに入ってくれている」という、ものすごい神的バランス感覚…

フルートの左川先生は、もう、オブリガード。神懸かり的…というか、なんと言うか。音楽を聴いた時、「聴こえていないけど聴こえている、あったら良いな」っていう音があるのですが、それ、全部やってくれています。

サックスの鈴木先生も、アルトとテナーの両方を演奏されるとの事でしたが、この編成でのテナーサックスチョイスというのが、感激過ぎでした。サビでオクターブ下をなぞってくれているのも、もう本当に、「そう、それがあると違うんです」的な。

 

ぼくがなぜこんなに感激感激というのかというと、

今回、一切なにも、指示らしい指示をしていないからです。

 

一応、発起人ということで、リーダー的な立場であるはずですし、

音楽的にも、ドラムセットという楽器は、オーケストラや吹奏楽で言う、指揮者のポジションに近い楽器です。

音楽全体について、ある程度の方向性を示したり、

必要であれば演奏について指示を出すのも、役割の一つなのですが…

今回、

 

代表GO
 

「皆さまそれぞれ、ご自身で良い感じにお願いします」

という、あり得ない無茶ぶり(爆)

「良い感じに」ってなんやねん、みたいな。

 

それにも関わらず皆さま、ご自身の楽器の特徴や、

今回の編成の中でのポジションをお考えいただき、

最高の演奏を録画してくださいました。

 

いやぁ…感激でした。楽器の先生ってやっぱり凄い。

 

あ、ちなみにチューバの岡田淳先生はボクの弟で、

ぼくと一緒に演奏する時は、無茶ぶりが基本

というのを、もうよーく知っている・・・はず(笑)

いつも通りと言うか何というか、まぁ、良い感じに整えてくれていました(笑)

 

やっぱり、ドラムが入る以上はチューバなどの低音楽器がいて欲しいんですよね。

低音楽器がいない編成でドラムが入ることを、ぼくは個人的に、「便座のないトイレ状態」と呼んでいます(爆)

なんか、できなくはないけど不安・・・という。いや、何を書いているんだ。

 

仕上がりも、ドキドキ

編成と楽譜、アレンジもOKとして、次が仕上がりです。

 

ぼく自身もピアノを弾きますので分かるのですが、

今回の曲である「炎」のキーはD。

サビで転調して、Eになります。

それぞれ、シャープ2個と4個。あーんど、難易度も高め。

 

なのですが、そこはさすが「ピアノの先生」でした。

お二人とも、譜読みが速いのなんの。

「もう録画できたんですか?!」

という。

 

ぼくは正直、「ノーミスで録画できる状態になるには、毎日かなり練習して、1ヶ月以上は絶対にかかる」という印象だったのですが、しょせん、ぼくのピアノは趣味です。

 

白石先生も、小寺先生も、普段のレッスンに加え、家の事などなど音楽以外のこともあるはずの中、

もんのすごい短期間で仕上げてくださいました。

普通に「先生ってすげぇ…」って声が出ました(笑)

 

管弦楽器の講師の皆さま方も、他に様々なご予定があってお忙しい中、

次々に録画いただいた動画を送信してくださいました。

 

そこからぼくが、音量などある程度の調整をさせていただき、

動画が完成する運びとなりました^^

 

スタートした当初は、

代表GO
 

「ハモりやオブリガードなど、皆さまの音が揃ってから、再考しましょう」

とお話していたのですが、もう、揃った時点で全部OKだったのも、感激でした。

 

今回のリモート演奏のまとめ

今回、初めてとなる「楽器講師で集まってリモート」の動画を公開させていただきました。

 

最初から、

代表GO
 

楽器講師の方で集まって演奏するのだから、良い感じになる!

と思っていましたが、

ぼくのへっぽこな指示…というか、指示らしい指示も何もない状態で、

全員がしっかりと噛み合う、良いリモート演奏になった一番の理由は、

楽器講師の皆さま方がそれぞれ、届けたい想いや、生徒さんへの気持ちをお持ちだからだと感じています。

 

生徒さんにとって、「先生が演奏する姿」というのは、意外に見る機会が少なかったりします。

 

今回のリモート演奏の動画が、皆様の生徒さんにとって、

元気や楽しみのキッカケになれば良いなぁと、心から願います。

 

Youtubeでご覧いただきました方の中に、

「自分も参加してみたい!」という楽器講師の方がおられましたら、

ぜひ、一緒に演奏しましょう^^

 

それでは、また「楽器講師で集まってリモート 第二弾」にて、お会いいたしましょう!

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